InfoTank通信
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2011年 11月10日

≪資格vs実力≫小学校英語指導者資格(J-Shine)に見る雇用の現実。J-SHINEという「冠」より、英語教師の「実力」が本音?

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一時、過熱していたJ-SHINE取得コースも、最近は当時の勢いをあまり感じられないような気がする。

ある記事で見かけたのだが、小学校英語指導者(認定者)で実際に小学校英語教育に携わっているのは約2割という数字が出ていた。今年から小学校での英語教育が本格的になり、今まで「小学校で先生になれる!」と信じて留学先で資格取得に励んだ学生たちが、蓋を開けてみれば多くは採用されてないということになるのでしょう。

J-SHINEこの採用された2割は基本みんな教員の採用試験を合格していて、パートの人は教員免許だけを持っているのか、超ラッキーな人なのではないかと思われる。もしくは外国人先生のアシスタント(本人が何と言おうとこれは先生とは呼ばない)でしょう。

つまり英語という教科が出来ただけの事で、正規採用の条件に関しては今までとさほど変わってはいない。どこを探しても既存の先生で英語を教えられる先生はいないだろうし、これらの先生に今更教える教科を増やすのは現実的に不可能。(当たり前ですが40歳の小学校の先生がこれから英語を教えられるように勉強はしないでしょう…)ゆとり教育は間違いでしたとなって、どの先生も受け持ちの時間数が増えているでしょうし。

全ての小学校での採用も無理で(人員確保+予算)、市で数名雇って(ボランティア含む)何校かを巡回させるという事が起こっている。これだけのJ-Shine保持者がいるのに、予算はともかくとして、人員確保ができないってどういうこと?と、突っ込みたくもなる。矛盾しすぎではなかろうか。

日本もいつかは英語教育を始めないといけないけれど、時間があった割には見切り発車的な結末だなと。。教育現場は大きな変化を嫌うから、こうでもしないといつまでてもスタートはできなかったと思うが…

しかしこの結果は最初からわかっていた事。「将来小学校の先生になれます!」と言って販売してきた代理店は決して少なくない。いや、当時は大半がそうだったかもしれない。そういう意味では時代遅れな商品だと思うし、もう進行形ではないのでしょう。

J-SHINE正直、この現実をわかっていた学校もあるだろうし、でも需要があったから継続していたという本音も聞こえてきそう。とはいえ、英語教育現場では研修が少なくて良いから(基礎がわかっている)、別に持っていても損をするものでもなかろう。ただしJ-Shine じゃなくて良い、という事になるわけで、他の英語教師養成の学校(J-shineではないが)のようなところを今後も受講する人も多いと思う。

話は変わるが、TOEICもどうなんだ?と思う部分もあったりする。これは実際に企業が計りにしてしまっているので受けないわけにはいかない。企業にとっては面接をするかどうかのフルイの役割にもなっているようですから。それに基礎力くらいは見れるし、勉強したかもわかるので、全くの無駄ではないとも思う。TOEICが全てではないけれど、時代が英語を要求している中で「なんで採用に英語なんだ。日本の企業文化が損なわれる」などと叫んでいる人は、逆に虚しいとさえ思う。あまりにも視野が狭すぎるから。好む、好まずに関わらず、英語は世界での共通語なのだから何時までも自分には必要がないと言い続けられない。

インド、フィリピン、シンガポール、ドイツ、オランダ…言い出せばキリがないけど、当たり前のように第二言語としての教育をしている国はいくらでもある。日本は、そういう意味では英語という言語に敏感すぎると常々感じる。

高度成長したおかげで、逆に乗り遅れたかな。


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