InfoTank通信
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2012年 3月13日

留学前に知っておきたい自分の英語力。中学卒業?高校卒業レベル?

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留学エージェントという仕事上、英語力について質問することが多いのだが、よくよく耳にする「高校卒業レベル」の英語力という回答をもらう。 「高校卒業レベル」の英語力という場合、「高校卒業レベル」まで理解している、という意味であれば比較的高いレベルになるが(Upper Intermediate Level/IELTS5.5)、多分に「高校卒業までしか英語を勉強していない」という意味の場合が圧倒的に多い。

大学/短大で英語科へ進学している場合は高校卒業レベルまでマスターしているケースが多いが、受験で英語を主に勉強されてない場合、ElementalyからPre-Intermediateレベル(初級~中級の下)の人がほとんどだと思う。(現在の年齢にもよりますが)

これに関連して相談を多く受けているのが「英語を使って現地で仕事をしたい」という内容。ただ仕事も職種・業種と様々であるため、今回は比較的相談も多い「子供に関わる仕事をしたい・教育関係の仕事をしたい(有給で)」で書いてみたいと思う。

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さてここオーストラリア・シドニーで実際に現場で仕事をすると仮定してみるが、幼稚園/デイケアでのボランティアだとさほど英語力を問われることなくPre-Interレベルでも可能だ。ただしセンターによっては英語の指示が通らないということで拒否される可能性のあるレベルでもあるということ。有給のお仕事はこのレベルでは残念ながら不可能といっていい。よほど幼稚園/デイケアでの就労経験が長く、上の指示がなくとも仕事ができる場合はこの限りではないが、この場合でも可能性として該当する受け入れ先は日経の園一つしか思い当たらない。(以前経験者が何名か仕事を頂いている、ただしボランティア→有給の流れで)

次にこちらも人気の日本語教師アシスタントの場合、ボランティアであればこれも可能。ただし事前に面接があるので、その面接で英語力不足と判断されると落とされる場合もあり。(手配しているプログラムはUpper Intermediate以上必要)なお有給はこちらの教員免許なしには不可能で、英語力如何の問題ではない。

私が仕事(英語を使って)を探している留学生と話す場合、次のようなアドバイスを行っている。
まず最低でもUpper Intermediateレベルまでは自力(学校を使っても良い)で伸ばすこと。何故ならば、専門学校やTAFEなどの入学基準がUpper Intermediate/ILETS5.5だから。「お金を払えば授業を受けさせてあげても良いよ」というのがこのレベル。現地の人と授業をしてもさほど支障がない→他の学生に迷惑をかけないレベルといえる。理解ができる、単位が取れるかは自分のがんばり次第、あくまでも「許可」がでるレベルがここだ。ローカルでスタートラインに立つライン、という言い方もできる。

仕事をする場合、雇い主はお金を払うわけだから、本来はこれ以上のレベルがないとダメということになりますね。もちろん仕事にもよるが、ローカル企業で肩を並べてお給料をもらうのであれば、スタート地点に立っていない英語レベルでは、どんなに素晴らしい人材でもその価値が相殺されてしまうもの。持っている知識、技術、そしてやる気を最大限に生かすためにも、せめてAdvanceレベルまで自力でがんばってローカルで勝負すべきである。

ちなみに高校卒業レベルの英語を完璧にマスターすればUpper Intermediateに到達すると考えれる。
Pre Intermediateというのは中学校卒業レベル、すなわち少し勉強をし直せばカンタンにIntermeditateにはいける。決して1年間死に物狂いで勉強をしなければいけないというわけではなく、少しさび付いてしまった英語知識を取り戻せば、通常の英会話はカンタンに成立するということ。

あとは「慣れ」。
練習、練習、そしてまた練習。

ただし、英語力がさび付いたままで英会話に挑戦しようと思ってもダメですね。もちろん会話が成立しないということではなく、会話に広がりが出ないという意味でもったいない。「海外旅行に役立つ英会話100例」という本を買うか、「英構文100例」という本を買うかという話だが、単語の置き換えができる英構文(すなわち英文法)を覚えた方が何倍も得である。英会話の学校(ここで指す学校とは総合系語学学校ではなく、会話中心の学校のこと)へ行くのは最低でもIntermediateレベルになってからで良いと思う。個人的にはIntermediateでも早すぎると思うが、Upper IntermediateやAdvanceの英語力を備えてからであれば、同じ英会話学校でもかなり高度な英会話を身に着けることができるはずだ。

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ボランティアでも仕事でも、英語圏で生活するならまず英語。ドイツならドイツ語。イタリアならイタリア語。中国なら中国語です。日本で日本語を話せない外国人がもらえる仕事が英会話教師や掃除、キッチンハンドであることと同じ。

以上、特別な作り話をしているわけではなく、これが現実。

話が遠回りしたが、要英語力とされるお仕事をしてその収入で生活がしたいと考えているワーホリメーカーにヒトコト。まずは「英語力がないが仕事がしたい」という気持ちをプラスに変えて、「英語力をつけて仕事をしたい」と変えることが一番大切なことだと思う。

現地に来てからがスタートと考えている留学生・ワーホリメーカーが大半だが、日本で留学準備を始めたと同時に英語の勉強をし始めれば、たいていの人は半年ほどの英語勉強期間が生まれる。半年の英語学校の費用・・・パートタイム(1日3時間)としても50万円以上の費用が節約できることになる。おまけに現地での時間のロスがなく、仕事がしたければすぐにでも始められる。悪いことは何一つない。

そして、子ども関係の仕事をしてお給料を貰うには英語力と経験が不足している場合、まずはボランティアからだと思う。収入はまったく別の分野で、レストランでも掃除でも何でも構いが、「子ども関係の業界に身をおく」ということを主目的にあくまでも収入はその夢を現実化させるための手段と考えることがしっくりくる。

私自身がワーキングホリデー経験者であることと、英語教師をしていたという経験から少し違ったアプローチをしたいと思う。お金がなくてもできる素晴らしい経験はあるが、お金がないからこそ自己努力で賄うべきところもあるはずだ。留学エージェントとしてはもちろん学校へ行っていただいたほうが利益にはなるのですが(苦笑)、英語力があるならあるで別のところで意味のあるお金の使い方をしていただければ満足。現地では頼まれれば英語の勉強方を教えているし、どのような英語力をつけるべきかも話している。もちろん聞かれれば、ですけれども。


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